2015年12月31日木曜日

支える会メルマガ第115号

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◇□下関労働教育センターを支える会・メールマガジン□◇
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◇□      「海峡からの風」電脳版      □◇
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◇□    第115号2015年12月31日   □◇
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【はじめに】
 クリスマスおめでとうございます。
 下関はようやく冬らしい寒さを感じる日が増えて来ました。この季節、炊き出し、夜回りの大切さが身に染みます。この半年、抱樸館への協力で、炊き出しの下関分10食を毎月下関のいくつかのグループが分担して作って来ましたが、2016年1月より下関グループとして北九州分もあわせて110食を作る様になるとのこと。1月に早速、その機会が廻って来ます。今回はカトリック長府教会で準備されるそうですが、次は新装なったセンターの出番ですね。尚、その食材の一部をフードバンク山口から届けて頂きました。
 それぞれの組織、まだまだ力不足ですので、支援をよろしくお願いします。
 私の取材不足で、1月のセンター行事、特に見つけられませんでした。抜けてたらごめんなさい。

★☆★関連行事・行動★☆★
あなたと私をつなぐ映画の会
「寝屋子-海から生まれた家族」(民族文化映像研究所作品)
1月6日(水) 10:30- 19:30- (上映時間57分)
光市地域づくり支援センター(光市島田4-14-3)
会費 1000円
問合せ・申込 090-8069-4438(小林)

新春セミナーfeat.徳山弥栄塾@1/10
2016年の流れを読む
1月10日(日) 13:30-17:00
周南市学び交流プラザ和室(新南陽駅近く)
講師:吉武大輔さん
20名限定
参加費 3000円
https://www.facebook.com/events/1548887842069814/で参加申込

第4回「日本にいながら世界を知ろう」
近くて魅力的な国 韓国!!
1月13日(水) 16:30-18:00
下関市立大学 本館1棟2階 205教室
講師:呉在文(オ ジェムン)さん:釜山広域市派遣職員
主催:下関市立大学国際交流センター

「辺野古に土砂を送らせない!」山口のこえ 発足集会
1月17日(日) 17:00-19:00
周南市役所仮庁舎(旧近鉄松下百貨店)6階大会議室
辺野古からの報告~基地、戦争~国策の下での犠牲
お話し:山城博司さん:沖縄平和運動センター事務局長
連絡先:09048024787(山田)、09037838332(阿部)

小出裕章さん講演会
1月24日(日) 13:30-15:30
山口県教育会館ホール
一般600円、学生500円(当日は各200円up)
問合せ:ハミングバード koide124ya@gmail.com

東田シネマvol.14
映画「ニッポンのみせものやさん」
1月22日(金)23日(土)24日(日)
13:30/15:45/18:00
北九州市環境ミュージアム
一般予約1000円/当日1200円 大学・高校500円 

1月30日(土) 13時30分
沖縄・基地問題の深層と民主主義
  ―緊迫する辺野古新基地を軸に―
 松元剛氏(琉球新報編集局次長兼報道本部長、論説委員)
北九州生涯学習センター3階ホール(小倉北警察署横)
   参加費 800円
 連絡先 080-1730-8895(八記)

原発なくそう!原告1万人記念フェスティバル
~さあ、みんなで歩みだそう。原発のない未来へ~
2月6日(土) 11:30-16:00
福岡国際会議場
11:30- 開場、マルシェオープン
12:30- オープニング
13:00- 講演 吉原毅(城南信用金庫前理事長)
    弁護団より基調報告
14:50- ライブ 中川敬(ソウル・フラワー・ユニオン)
主催:原発なくそう!九州玄海訴訟原告団・弁護団

「建国記念の日」を考える集会
2月11日(木・祝) 14:00-
下関市勤労福祉会館
講師:井原勝介さん(前岩国市長、市民政党「草の根」)
会費:300円
主催:2016年2.11「建国記念の日」に反対する下関市民集会実行委員会

辺野古の話と写真:アメリカ退役軍人の反基地・反戦行動に同行して(仮題)
2月13日(土) 14:00-16:00
しものせき市民活動センター(予定)
お話し:板谷めぐみさん(故福島菊次郎さん最後の弟子、フォトジャーナリスト)
連絡先:fjmtc727@yahoo.co.jp(おおき)

-辺野古新基地NO! 安保法制廃止! 原発再稼働反対!-
立憲主義と民主主義を破壊するアベ政治を許さない!    
2月14日(日) 13:30-
福岡国際会議場 入場無料
スピーカー:
・辺野古新基地建設NO!  沖縄から伊波洋一
・安保法制廃止! 津留雅昭(弁護士・ 福岡県フォーラム筆頭代表)
・原発再稼働反対!  長谷川照(佐賀大学元学長・「原発なくそう!九州玄海訴訟」団長)
デモ  出発16:00~天神まで
  ・スタンデング(パルコ前・コア前・西通り・きらめき通り他)
  ・アピールとプラカード提示≪各自各団体作成≫
主催:「アベ政治を許さないin 福岡」実行委員会
連絡先:(ひろば・テント080-6420-6211青柳行信)

写真展「大浦湾の生きものたち」
2月16日(火)-21日(日) 11:00-18:00
 北九州まなびとESDステーション(小倉北区魚町3-3-20中屋ビル地階)
2月23日(火)-27日(土) 11:00-18:00
 多世代交流スペース“くるくる”(北九州市八幡東区2-14-17)
入場無料
問合せ:070-5493-2686(みかみさちこ)

第25回 環境保全型農業フォーラム
2月28日(日)  10:00~15:30
会場:不二輸送機ホール(山陽小野田市文化会館)
 (JR厚狭駅南口徒歩1分 電話番号0836-71-1000)
基調講演:藻谷浩介氏 13:30~15:30
演題:里山資本主義からみた山口県の有機農業の可能性
事例発表1:井上雄然氏(百姓庵 長門市油谷) 10:40~
事例発表2:浜本康裕氏(浜本農園 周防大島) 11:30~ 
資料代:500円
 ※近隣に食堂が少ないため、昼食のご用意をお願いします。
主催:山口県環境保全型農業推進研究会+山口県立大学(文科省COC事業・新やまぐち学)
問合せ先:090-2294-3843(守田)

【編集後記】
 1年を振り返る・・・。
 センター改修工事は佳境です。色々問題点も発生しておりまが、どうにかなるさ・・・。3月の引越し、4月の再開所式に向けて、皆さまに色々お願いすることがあるかと存じます。よろしくお願いします。
 さて、日本と言う国のことを振り返ると滅入りますね。個人的には毎年年賀状代わりに様々なことを訴え、伝えて来たのですが、今年は書こうという気力が湧いて来ません。沈黙は罪であることはわかっているのですが・・・。残り数時間、どうにかしたいです。
 日本から世界を見ても、やっぱり滅入ります。アベノミミクソの失敗で日本の人々の生活が苦しくなり支援が減り、経済界を牛耳る輸出企業の為に導かれた円安のため、私の関わる国際協力の分野はあちこち存亡の危機に陥っています。止める、規模を縮小するということは、命を切り捨てることになります。どうにかならんのだろうか。
 そんな中、いくつかの希望も見出せた1年だったと思います。新しい年が色んな意味で岐路となる1年でしょう。健康に留意しつつ、精一杯の取り組みを新しいセンターと共に皆さんで築いて行きたいと願っております。

 新しい年もよろしくお願いします。
2015年12月2日水曜日

支える会メルマガ第114号

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◇□下関労働教育センターを支える会・メールマガジン□◇
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◇□      「海峡からの風」電脳版      □◇
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◇□    第114号2015年11月30日   □◇
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【はじめに】
 「出会いの祝祭」はみんなの心配の結果、声かけ合って、40名以上の参加で、楽しい時間を過ごすことができました。センター・ロス症候群を慰め合う会(笑)ではなく、タイトル通り多くの出会いと語らいの時間を共に過ごすことができました。

【センター行事・講座】
■韓国語講座 12月1(火) 仮事務所(お問い合わせください)

□運営委員会 12月6(日) 14:00- 細江教会

●○会議・定例会利用その他○●
「海」印刷 12月6日

★☆★関連行事・行動★☆★
【ホロコーストパネル展-杉原千畝展】
11月28日~12月5日
さぽらんて(山口市市民活動支援センター、山口市道場門前商店街)
参加費:無料
主催:アムネスティ山口グループ

チェルノブイリ被曝者互助団体「ゼムリャキ」支援 トーク&コンサート
12月5日(土) 14:00-
カトリック宇部教会
入場無料 会場でお気持ちを募金箱に
トーク
・「ゼムリャキ」代表 クラシツカ・タマーラさん
・チェルノブイリ被災者児童担当小児科医 ベスバーロヴァ・スヴィトラーナさん
 通訳 竹内高明さん(獨協医科大学特任教授・チェルノブイリ救援中部運営委員)
コンサート:バイオリニスト石井啓一郎先生とそのお弟子さんたち
問合せ:「えんどうまめ」代表 石川悦子
0836-32-2136(宇部ときわ湖畔ユースホステル)

前松阪市長・ピースウイング代表 山中光茂氏 講演会
 ~私たちの未来は、私たちが創れます。  いま、動くとき。一緒に「違憲訴訟」を起こしましょう。~
12月5日(土) 19:00~21:00(開場18:30)
福岡市中央市民センターホール
500円(学生無料)
 【主 催】自治体議員立憲ネットワーク・福岡
【問合せ】f-lopas@hf.rim.or.jp

野呂美加さん講演会~チェルノブイリから福島へ~
12月6日(日) 14:00~16:00
◆野呂美加さん(「NPO 法人チェルノブイリへのかけはし」代表)
ご予約1000円 当日1500円(中学生以下のお子様同伴無料、同室いただけます)
男女共同参画センタームーブ 5F小セミナールーム
定員 60名 先着順
★予約はこちらから→http://kokucheese.com/event/index/352557/
じゅんくんの目からウロコのパーマカルチャー塾Vol.9~パーマカルチャーデザイン~
12月10日(木)11:30~夕方
滝部のおうち)※詳しい住所はご予約の方にお伝えします。
【費用】ドネーション
【他】駐車場は用意あります
https://www.facebook.com/events/708400262638091/

菊本照子講演会「貧困の国でマトマイニ(希望)を育てる」
12月12日(土) 17:00-18:30
日本基督教団西福岡教会(福岡市早良区室見2-14-17)
講師:菊本照子(ケニア・マトマイニチルドレンホーム院長)
会費:カンパ
終了後、懇親夕食会2000円

第16回手をつなぐみんなの福祉フェスタ
12月13日(日) 10:00-16:00
海峡メッセ下関 1F
入場整理券300円(バザー券付き)
福祉フェスタ実行委員会事務局 090-9062-1654

小林節弁護士講演会「憲法の危機」
12月13日(日) 14:00-
光市地域づくり支援センター
問合せ:No warやまぐち 090-3812-7125

東田シネマvol.13
映画『石川文洋を旅する』
 12月18(金)19(土)20(日)
13:30/15:45/18:00
北九州市環境ミュージアム
一般予約1000円/当日1200円 大学・高校500円 

戦場ぬ止み」上映&三上智恵監督トーク
12月26日(土) 16:00-
12月27日(日) 10:30- 13:30- 17:30-
       16:00- 監督トーク
山口県教育会館
前売1200円 当日1500円
西京シネクラブ 083-928-2688

小出裕章さん講演会
1月24日(日) 13:30-
山口県教育会館
問合せ:ハミングバード koide124ya@gmail.com

第25回 環境保全型農業フォーラム
2016年2月28日(日)  10:00~15:30
会場:不二輸送機ホール(山陽小野田市文化会館)
 (JR厚狭駅南口徒歩1分 電話番号0836-71-1000)
基調講演:藻谷浩介氏 13:30~15:30
演題:里山資本主義からみた山口県の有機農業の可能性
事例発表1:井上雄然氏(百姓庵 長門市油谷) 10:40~
事例発表2:浜本康裕氏(浜本農園 周防大島) 11:30~ 
資料代:500円
 ※近隣に食堂が少ないため、昼食のご用意をお願いします。
主催:山口県環境保全型農業推進研究会+山口県立大学(文科省COC事業・新やまぐち学)
問合せ先:090-2294-3843(守田)

【編集後記】
 日本を含め、世界のあちこちで「戦争」が近いと思わせる状況がつくり出されている。よくよく考えてみると、そう簡単には「戦争」は起こらないはずなのに、「思わされている」様に思われる。そこに「戦争」を商売とする力が強く働いているのだろうか・・・。
 祝島でカヤック隊のメンバーとして動きながら、映像を撮り続けた友人の作った映画を観た。命を伝えながら、生き方を問いながら、観た者を平和に導く、そんな映画だった。センターでの映画のこけら落としとしていかがでしょうか?彼は故福島菊次郎さんの孫弟子。そう、その前に菊次郎さんの最後のお弟子さんを下関に招く計画を立てています。福島菊次郎、辺野古、戦争体験者、ネイティブアメリカン、キーワードはその辺り。またお知らせしますので、ご協力お願いします。

 では、よいクリスマスを!
2015年11月1日日曜日

支える会メルマガ第113号

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◇□下関労働教育センターを支える会・メールマガジン□◇
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◇□      「海峡からの風」電脳版      □◇
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◇□    第113号2015年10月31日   □◇
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【はじめに】
 労働教育センターに通うことの無い日々が不思議な今日この頃。仮事務所、狭いながらも心地よい、機能的な空間になってますので、ぜひお立ち寄りください。駐車場が無いのが難点ですが、バス停からは近いので・・・
 今年は閉館中のため「出会いの祝祭」は無いはずだったのですが、何故か11月23日(祝)にこっそり?開催します。ご参集ください。

【センター行事・講座】
■韓国語講座 11月11(水) 仮事務所(お問い合わせください)

□出会いの祝祭2015 in 細江カトリック教会
11月23日(月・祝) 17:00-
細江カトリック教会ホール
1000円~
ボージョレの樽ワインと軽食
料理持ち込み歓迎(センター山田さんに連絡ください)

●○会議・定例会利用その他○●
関門保養プロジェクト 11月22日

★☆★関連行事・行動★☆★
小倉利丸さん講演会
~~~表現の自由をめぐる冒険~~~
11月1日(日)13:30~16:30
福岡市市民福祉プラザ ふくふくプラザ 視聴覚室
資料代:500円
主催:福岡サウンドデモ裁判原告団

「戦場ぬ止み」「標的の村」の三上智恵監督講演会
11月1日(日) 14:00-
北九州商工貿易会館2階大ホール
資料代:一般800円 中高生・障がい手帳提示400円

小熊英二監督作品「首相官邸の前で」福岡上映会
11月1日(日) 17:00-20:30
西南学院大学2号館304教室
ゲスト:中沢けい(作家)
入場料:一般700円、学生以下無料
問合せ:nakajimarie@gmail.com(担当:松浦)

わかまつ9条の会結成11周年記念講演会
11月3日(火・祝) 14:00-16:00
浄土真宗極楽寺(JR若松駅前)
「辺野古新基地と民主主義の塾度ー沖縄から命の二重基準を問うー」
講師:松元剛(琉球新報記者)
カンパ

命を救われた犬“夢之丞”ゆめのすけ 
~殺処分ゼロへのチャレンジ~ 災害救助犬 誕生物語
11月3日(火・祝)14:00-16:00(開場113:30)
コムシティ7階 子どもホー ル(八幡西区黒崎3-15-3)
講 師:ピースワンコ・ジャパン プ ロジェクトリーダー 大西 純子氏 (認定NPO法人 ピース ウィンズ・ジャパン)
受 付:申込先着順 無料
申込:北九州市市民活動サポートセンター 093-645-3101

アーサー・ビナード講演会
アメリカからはっきり見える日本と日本語と日本人
11月4日(水) 19:00-20:30
山口県勤労福祉会館4F大会議室
参加費 1000円
問合せ humingbird_next@yahoo.co.jp

第22回墨美書法展
11月4日(水)-15(日) (9,10休館日)
やまぎん史料館 三階展示室
主催:書法研究 墨美

Global Leader Workshop「世界の仲間の作り方」
11月6日(金) 18:15-
下関市立大学談話室
鈴木洋一さん(オックスファム)
無料
主催:WSK

長崎県・石木ダム問題学習会-川原の里にダムはいらん!
11月7日(土) 19:00-
熊本市・くまもと県民交流館パレア 会議室4(鶴屋東館9階)
講師:石丸ほずみさん(川原地区住民)、松本美智恵さん(石木川守り隊隊長)、板井優弁護士(石木ダム対策弁護団)
内容:石木ダム問題の概要、強制収用問題など法律面の解説、現地支援の要請
資料代:500円
主催:子守唄の里・五木を育む清流川辺川を守る県民の会
問合せ先:080-3999-9928土森

アーサー・ビナードさん講演会
共生社会を目指して~外に立てば「日本」が見える!
11月14日(土) 13:30-
飯塚市立岩公民館4F大ホール
資料代:500円
主催:国際交流広場無窮花堂友好親善の会

ウリハッキョ応援・市民交流会
11月14日13:00-15:00
山口朝鮮初中級学校運動場(下関市神田町2-8-1)
プログラム:焼き肉の食事、リレートークで自己紹介、朝鮮の歌と民族楽器・チャンゴの伴奏、皆でオッケ チュム
参加費:2000円
問合せ:090-4141-6245

アフリカンフェスタ7in北九州
11月15日(日) 開場12:30  開始13:30
門司赤煉瓦プレイス内BRICK HALL
出演 早川千晶 大西匡哉 井ノ上奈美治
   ゲスト HANA
大人2000円(ワンドリンク付き) 高校生以下1000円(ワンドリンク付き)
   小学生以下 無料
問合せ hihope_tanzania@yahoo.co.jp

ケニアの響き
11月17日(火) 19:00-
ヒストリア宇部
大西匡哉&早川千晶 トーク&ライブ

安保法制の廃止を求める北九州市民アピール
11月19日(木) 18:00-
小倉駅南口ペデストリアンデッキ上
090-5283-5543、090-6207-9303

NPO法人放僕支援 ひまわりチャリティコンサート2015
11月21日(土) 13:30開場14:00開演、全席自由
下関生涯学習プラザ「海のホール」
大人前売り1500円(当日1800円)、小学生以下1000円 (無料託児サービスあり)
出演者 鷲尾麻衣(ソプラノ)、漆原直美(ヴァイオリン)、穴見めぐみ(作曲・ピアノ)
問い合わせ 083-229-1500(ひまわり)

韓国「脱核ツアー」報告会
11月21日(土)13:30-15:30
しものせき環境みらい館第二研修室
お話し:沢村和世さん
参加費200円
「脱核老女が行く」と題された韓国ツアー、水戸喜世子さんと沢村和世さんの二人が韓国各地でお話し・交流を深めてこられました。その報告を聞きましょう。
主催:むらさきつゆくさの会09041034626(早川)

彩りの城下町長府 秋
11月21,22日
長府庭園、忌宮神社等

第2回ニッコリしようパレードin下関
在日外国人への人種的差別を止めて、仲良くしよう!市民アピール
11月23日(月・祝) 13:00- パレード出発15:00-
下関市竹崎公園
問合せ:yksalan2010@ae.auone-net.jp

映画「玄牝」自主上映会@長門市
11月23日(月・祝)
1回目 10:00~  2回目 13:30~ お話会 15:30~16:30
山口県長門市俵山温泉 温泉閣 
■参加費 映画前売り1,200円/当日1,500円 お話会500円 高校生以下無料
■お話会 ゲスト 志 直子(吉村医院 助産婦)
■連絡先 桑原 容子 080-1924-6936   m850533@gmail.com

新山口市誕生10周年事業
みんなあつまれ!子育てスマイルフェスタ
11月23日(月・祝) 10:00-15:00
維新百年記念公園スポーツ文化センター
https://www.facebook.com/smilefesta.yamaguchicity/info/
問合せ:やまぐち子育て福祉総合センターkosodate-c@city.yamaguchi.lg.jp

東田シネマvol.12
映画『イラク チグリスに浮かぶ平和』
 11月27(金)28(土)20(日)
13:30/15:45/18:00
一般予約1000円/当日1200円 大学・高校500円 

デニス・バンクスJAPAN TOUR in 徳山×「祝福の海」上映×トークライブ
ピピ510 Sホール(周南市糀町1-17)
11月29日(日) 9:30開場
10:00-12:00 「祝福の海」上映
13:30-15:30 「祝福の海」上映
15:45-17:00 デニス・バンクス×東条雅之(監督)×原康司(ダイドック)×井上雄然(百姓庵)による対談トークライブ 
料金:午前の部上映のみ1500円、午後の部前売2000円、当日2500円
問合せ:080-1921-5174

チェルノブイリ被曝者互助団体「ゼムリャキ」支援 トーク&コンサート
12月5日(土) 14:00-
カトリック宇部教会
入場無料 会場でお気持ちを募金箱に
トーク
・「ゼムリャキ」代表 クラシツカ・タマーラさん
・チェルノブイリ被災者児童担当小児科医 ベスバーロヴァ・スヴィトラーナさん
 通訳 竹内高明さん(獨協医科大学特任教授・チェルノブイリ救援中部運営委員)
コンサート:バイオリニスト石井啓一郎先生とそのお弟子さんたち
問合せ:「えんどうまめ」代表 石川悦子
0836-32-2136(宇部ときわ湖畔ユースホステル)

【編集後記】
 多くの国民の意思を無視して原発再稼働、辺野古着工へと押し進む政府。石木ダム、沖縄だけでない、岩国や京丹後の米軍基地、福島の棄民政策。マスコミに触れられもしない各地の国家・行政による横暴。こんな時でさえ、政党は権力・利権争いや主導権争いに勤しむ。
“日本の国はどこへ行く、ぼくらを乗せてどこへ行く~~~
悪い政府にまかせておけば戦争がきっと待っている
苦しい事もあるだろうさ、悲しい事もあるだろさ
だけどぼくらはくじけない、泣くのは嫌だ、笑っちゃおう 進め!”

(安倍晋三事務所前で歌ったひょっこりひょうたん島の替え歌より)
2015年10月1日木曜日

支える会メルマガ第112号

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◇□下関労働教育センターを支える会・メールマガジン□◇
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◇□      「海峡からの風」電脳版      □◇
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◇□    第112号2015年09月30日   □◇
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【はじめに】
 とうとう下関労働教育センターは改修工事のため、閉館となりました。この間、多くの皆さまに多くの手助けを頂きました事、心より感謝します。
 最後に、永年お世話になった建物に感謝し、また大きな支えである赤司先生の米寿を祝いって仲間たちと杯を交わすことができましたことも幸せでした。
 半年後、劇的ビフォー・アフターとまではいかないかもしれませんが、益々心地よい時間と空間を提供できるセンターを楽しみにしていてください。
 仮事務所をとりあえず開設しております。長机二台を囲むくらいの会議・作業は可能ですし、コピー機・印刷機も移設しております。ご利用ください。
▼お詫び▲不手際により電話FAX回線、インターネット回線が10月6日まで不通です。林神父さま、スタッフ山田さんの携帯などにご連絡ください。また、このメルマガのアドレスは日頃よりは頻繁に確認したいと思いますので、超緊急以外の用途にはご利用ください。

●○会議・定例会利用その他○●
「海」印刷 10/4予定

★☆★関連行事・行動★☆★
第7回希望の島・東ティモール・イン宇部
カンタ!ティモール上映会
10月3日(土) 13:00-
ヒストリア宇部(宇部市新天町1-1-1)
映画上映13-30-15:30
お話し 高橋道郎氏(TNCC Japan代表) 15:30-
ミニコンサート 16:00-
各種バザー 13:00-16:30
入場料 1000円 高校生以下無料
問合せ 090-6419-7739(川原)

2015PEACE FESTA Moji
赤煉瓦交流館ホール・会議室・交流広場
10月3日(土) 18:30-
講演:渡辺治(一橋大学名誉教授)
通常国会を振り返り、今後の闘いの展望を語ります
資料代500円
10月4日(日) 10:00-15:00
・コンサート:ジャー・メリック
・自主制作映画「青い空は青いままで」
・写真展:山本英男「辺野古・大浦湾―この海を、生きる希望をあきらめない」
・飲食コーナー
問合せ:TEL & FAX 093-381-6293

安岡沖洋上風力発電建設反対デモ行進
10月4日(日) 13:30-15:00
集合場所:海峡ゆめ広場
090-7597-0538(有光)

映画「戦場ぬ止み」北九州上映会
10月6日(火) 北九州ムーブ大セミナールーム 14:00-,18:00-
10月9日(金) 戸畑生涯学習センター 14:00-
        ケアハウスらいふ戸畑 18:00-
10月12日(月祝) 子どもの館(黒崎コムシティ7F) 11:00-,14:00-
整理券 一般1000円 中高生・障がい手帳提示500円
問合せ:080-1730-8895,090-4483-7304

甲状腺がん勝訴原告
「イ・ジンソプさん講演会」
 世界初。韓国で原発と甲状腺がんの因果関係訴訟で勝訴
10月11日(日) 14時~16時(入場13時30分~)
北九州市立男女共同参画センター・ムーブ5F大会議室
資料代として500円   ※予約不要。直接会場にお越しください
連絡先 伊藤 090-1195-6789
海と山への感謝祭
上関原発に抗議して訴えられた4人の青年たちの応援イベント
10月11日(日) 10:00-16:00
A-kai(R188海岸沿い:光市室積東伊保木470-1)
問合せ:0833-79-2261(上田)
賛同カンパ募集中 一口1000円
郵便振替 記号01370-7 番号18309 加入者名:椿窯
(通信欄に「海と山への感謝祭へ」とお書き下さい)

映画「夢は牛のお医者さん」
10月12日(月・祝) 14:00- 18:30-
ニューメディアプラザ山口
一般1800円、18歳以下1000円
問合せ 083-925-1486(こどもステーション山口事務局)

アフリカトーク&ライブ
「マサイの戦士がやってくる!」~君はライオンと戦えるか?~ in 北九州
10月13日(火)18:30~21:00
北九州市 秘密基地(北九州市小倉北区京町2-2-19(3階) 小倉駅から徒歩5分)
参加費:2,000円/人 *ワンドリンク付き 定員50名先着!!
チケットはこちら!
1.ウエブから申し込み
 コンビニ振込またはクレジットカード決済となります。
問合先:マサイ親善大使 原田佳枝 電話 080-4187-3367
hk.yoshie@gmail.com
プログラム:第1部 マサイの戦士トークショー 
第2部 アフリカンミュージックライブ
出演者:ジャクソンさん(マサイの戦士)
永松真紀さん(北九州出身、日本人初のマサイの花嫁)
早川千晶さん(トークショーナビゲーター、歌)
大西匡哉さん(パーカッションニスト)

白井明大さんの、詩のリーディングとお話の会
「生きようと生きるほうへ」
10月17日(土) 18時半から
わっか屋2階
参加費 2000えん (百日紅さんの美味しいおやつと祝島のびわ茶付)
定員 20人 
お申込み わっか屋 083-932-7880 まで

東ティモール医療友の会(AFMET)報告会
東ティモールで活躍する深堀夢衣さんのお話し
10月18日(日) 11:30頃(10半ミサ後)
カトリック茶山教会(福岡市城南区茶山2-12-11)
入場無料


東田シネマvol.11 『ミタケオヤシン』
2015年10月23日(金)24日(土)25日(日)
北九州市環境ミュージアム
13:30 15:45 18:00
一般予約1000円/当日1200円 シニア1000円 大学生/高校生500円

森のマルシェ
10月25日(日) 10:00-15:00
森の家(美祢市大嶺町奥分3037-2)
問合せ 0837-52-1644(園田)

『九月、東京の路上で』の著者が語る
加藤直樹 講演会
日本とコリアを結ぶ会・下関 第12 回公開市民講座
10 月31 日(土) 13:30 開場 14:00 講演 16:00 終了
下関市勤労福祉会館2 階第1 会議室
(下関市幸町8-16 TEL 083-223-2171)
参加費 大人千円 大学生500 円 高校生以下無料
主催 日本とコリアを結ぶ会(ニッコリ会)・下関 (問合せ先 090-4898-0128)

「さる市」
10月31日(土) 11:00-15:00
小さな加工場・百日紅(周南市都町3-11)
090-6834-1802(平井)

アフリカ・マコンデ族の音楽と文化交流ツアー
10月10日(土) 13:00- 北九州市八幡西区 北九州市立こどもの館(黒崎コムシティ内)
10月11日(日) 昼>福岡県築上郡上毛町西吉富コミュニティーセンター
       夜>大分県宇佐市四日市 「Michiyard Cafe」
10月13日(火) 18:00- 北九州市小倉北区「大學堂」
10月17日(土) 14:00- 北九州市門司区 カボチャドキア国立美術館
       18:00- 北九州市門司区 旧門司文化服飾学院 18時~
10月23日(金) 19:00- 福岡市東区「箱崎水族館喫茶室」
10月24日(土) 19:00- 福岡市早良区「大陸食堂三千世界」
10月25日(日) 15:00- 福岡市中央区「イエナコーヒー」文化公演
        19:00- 福岡市中央区「酒場 月」音楽公演19時~

「戦場ぬ止み」「標的の村」の三上智恵監督講演会
11月1日(日) 14:00-
北九州商工貿易会館2階大ホール
資料代:一般800円 中高生・障がい手帳提示400円

アーサー・ビナード講演会
アメリカからはっきり見える日本と日本語と日本人
11月4日(水) 19:00-20:30
山口県勤労福祉会館4F大会議室
参加費 1000円
問合せ humingbird_next@yahoo.co.jp

ケニアの響き
11月17日(火) 19:00-
ヒストリア宇部
大西匡哉&早川千晶 トーク&ライブ

映画「玄牝」自主上映会@長門市
11月23日(月・祝)
1回目 10:00~  2回目 13:30~ お話会 15:30~16:30
山口県長門市俵山温泉 温泉閣 
■参加費 映画前売り1,200円/当日1,500円 お話会500円 高校生以下無料
■お話会 ゲスト 志 直子(吉村医院 助産婦)
■連絡先 桑原 容子 080-1924-6936   m850533@gmail.com

【編集後記】
 例えば100年後、2015年の9月は日本近代史の中でどの様に扱われているのだろうか・・・。主権者を無視した為政者によるテロから戦争に突き進んでしまったことを、未来の人々は呆れ顔で学ぶのだろうか。民衆の力が大きなうねりとなって、日本に「革命」をもたらしたことを誉め讃える文章が踊るのだろうか。
 その時代に生きた人間として悔いの無い日々を過ごして行きたいですね。

 半年間はセミ・バーチャルな労働教育センターですが、同じくその時代を抗った共同体として一層の輝きを放ちたいです。皆さまと共に。
2015年9月26日土曜日

お詫び:電話、FAX不通期間

下関労働教育センターの引越しに際し、電話回線の引越し手続きの遅れに伴い、
9/28から10/6まで電話、faxが不通になります。ご迷惑おかけしますが、その間は
林神父の携帯かメール
スタッフ山田さんの携帯、メール
をご利用ください。
センターのメアドは同じく回線が通るまでは確認が難しいです。
支える会メルマガ <lecshimo@yahoo.co.jp>にでもちょっと時間を要する事がありますが、対応致します。
ご迷惑おかけしますが、ご了承お願いいたします。
支える会 大城

2015年9月19日土曜日

参院“強行採決”で抗議声明:日本カトリック正義と平和協議会


 内閣総理大臣 安倍晋三 様
参議院議員議長 山崎正昭 様

日本カトリック正義と平和協議会会長
勝谷太治司教

抗議声明

日本カトリック正義と平和協議会は、本日2015年9月19日、参議院本会議における安全保障関連法の強行採決に厳重に抗議し、法律の廃止を求めます。
この度のわたしたちの抗議の趣旨は、以下のように、7月15日、衆議院 平和安全法制特別委員会強行採決に際して発表した声明と同様です。
集団的自衛権の行使容認は、国際的緊張とテロ発生の危険を一層高め、軍拡競争への道を開き、政府の恣意的な判断による海外での武力行使に道を開くものです。抑止力の強化が平和への道とは、私たちは考えません。
集団的自衛権の行使容認は、国内のほぼすべての憲法学者、日本弁護士連合会が認める通り、明らかな憲法違反です。憲法違反の法律は無効です。憲法を無視して集団的自衛権の行使を実現するこの法律は、立憲主義という国家の枠組みを破壊するものです。
さらには、国際的緊張を高めて敵愾心を煽り、人を戦争へと駆り立て、独裁社会への道をつくるものです。
加えてわたしたちは、繰り返される強行採決という暴挙に、遺憾の意を禁じ得ません。集団的自衛権の行使を容認する昨年2014年7月1日の閣議決定に基づく安全保障関連法案の国会提出(5月15日)以来、多くの識者が憲法違反とテロの危険増大を指摘するなか、政府側は法案に関する不明瞭な説明を繰り返すのみでした。審議の発展は全く見られず、かえって法案の無理筋は明白になるばかりのまま、衆議院 平和安全法制特別委員会(7月15日)、翌日の参議院本会議(7月16日)、参議院平和安全法制特別委員会(9月17日)、そして本日の参議院本会議と、強行採決という暴挙を繰り返し、ついに法律を成立させました。今回のわたしたちの抗議が前回と同じ趣旨であるのは、議論の進展がまったくなされていないから、政府はわたしたちの疑問や不安に、まったく答えていないからです。
民主主義は数の論理のみに従うものではありません。そうであるなら国会という会議の場は不要です。国民は納得していません。7月15日、衆議院 平和安全法制特別委員会強行採決以来、国民の声が、これまでにない程多くの社会層、年齢層にまで裾野を広げ、激しい勢いで国会周辺、日本全国各地で高まったのはなぜでしょうか。
明らかに憲法違反の法律を力づくで成立させ、議会制と国民主権を踏みにじる現政権は、憲法尊重擁護の義務を規定する憲法99条に違反しており、政府という名に値しません。
最後に、「剣をさやに納めなさい。剣を取る者は皆、剣で滅びる。」(マタイ26章52節)という聖書の言葉にあるように、武力によらない平和構築を目指すことをもとめ、わたしたち日本カトリック正義と平和協議会は、参議院本会議における、本日9月19日の安全保障関連法の強行採決に強く抗議し、速やかにその取り下げ、廃止を求めます。

《賛同依頼》同志社香里中学校への育鵬社教科書採択に関する抗議申し入れ

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以下、転送・拡散用
ーーーーーーーーーーー
日本基督教団いずみ教会の安田和人です。
ML等で重複しておりましたらお許し下さい。

大阪府寝屋川市にある同志社香里中学が、2016年度から使う社会科の教科書として育鵬社の歴史・公民教科書を採択しました。全国でも私立中学では4校目(うち3校が大阪府内私立中学)となり、キリスト教主義学校では初となります。

このことに対し同校聖書科教諭(日本基督教団教師)は校長とも話し合いを続けておりますが、校長は「文科省が認可した教科書だから」という理由で撤回する意向はないようです。
育鵬社の教科書採択に疑問を呈している聖書科教諭を孤立させず、少なからぬ教会関係者がこのことに遺憾の意を表し、抗議の声を届けていくことが必要と感じ、抗議・申し入れ書を書き ました。
大変、長文になってしまい申し訳ありません。

当初はいずみ教会役員会として決議し送付するつもりで書いたのですが、靖国・天皇制問題情報センターで検討し、これに賛同を募ろうということになりました。
個人、団体いずれでも結構です。ぜひ賛同下さる方は私、安田和人までご連絡下さい。

yasuda@kazu.nifty.jp



個人の場合は、名前と、できれば肩書きを入れてくださると助かります。文章の内容から教会関係者であるとわかった方がいいように思います。

9月7日には第一次として送付をいたしました。その後も、同校聖書科教諭の闘いが続く限り、こちらもしつこくやるつもりです。(9月8日17時現在 個人賛同146名 団体賛同16団体)

よろしくお願いいたします。

もちろん、各個人、各教会からの抗議も送ってください。
福田耕治校長宛のものは2枚のコピーを取り、写)社会科主任殿、写)聖書科主任殿それぞれに宛てていただければありがたいとのことです。「そして、聖書科も含めて、叱りつけ、キリスト教会に説明責任を果たすよう求める文面でお願いします。」との聖書科主任のコメントです。
――――――――――――
抗議先
〒572-8585 大阪府寝屋川市三井南町15-1
同志社香里中学校校長 福田耕治
TEL 072-831-0285 FAX 072-834-3750

〒602-8580 京都市上京区今出川通烏丸駅東入玄武町601
学校法人同志社 総長 大谷實殿

同じく
学校法人同志社 理事長 水谷誠殿
―――――――――――――
ここから抗議申し入れ本文です。

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育鵬社発行の教科書採択に対しての抗議並びに申し入れ書

学校法人同志社 総長 大谷實殿
学校法人同志社 理事長 水谷誠殿
同志社香里中学校校長 福田耕治殿

 貴校が日頃よりキリスト教主義に基づいた教育を実践しておられますことに敬意を表します。
 さて、9月3日付の報道に寄りますと、貴校は「2016年度以降に使用する歴史と公民の教科書として、それぞれ育鵬社発行の教科書を採択した」とのことです。キリスト教主義の中学校としては初の採択であることも報道されています。
 報道による指摘の通り、育鵬社発行の中学歴史並びに中学公民教科書(以下、「育鵬社教科書」)は、その歴史観、日本国憲法の捉え方等に大きな問題を孕んでいると言わざるを得ません。
 育鵬社教科書は、自由社発行の教科書と共に、実質的に扶桑社発行の教科書の後継にあたります。2001年、「新しい歴史教科書をつくる会」(以下、「つくる会」)は『新しい歴史教科書』『新しい公民教科書』を発行し、扶桑社より出版しました。その後、「つくる会」は内部対立により二派に分裂し、版元の扶桑社が「つくる会」と絶縁したため、2010年度からは、版元を自由社に移して「つくる会」教科書を刊行しています。一方、「つくる会」から分裂したグループは「日本教育再生機構」や「教科書改善の会」を結成し、扶桑社の完全子会社として設立された育鵬社から教科書を発行するに至っています。
 育鵬社教科書が採択された大阪市に関して言えば、大阪市教育委員である高尾元久氏は、1972年に産経新聞社に入社以来、産経新聞大阪本社委託業務アドバイザーに至るまで、育鵬社と同じフジサンケイグループの職責を歴任しており、育鵬社教科書の共同事業者である日本教育再生機構の機関誌『教育』に少なくとも4回、投稿・インタビュー記事を掲載していることから、高尾委員は育鵬社との利害関係にあることが指摘されてきました。結果として、大阪市においては育鵬社教科書が採択されております。
 大阪市では、首長の権限を拡大させる地方教育行政法の改正が推し進められる中、その先取りとして市長が教育委員会に介入をしてきました。橋下市長の教育委員会制度批判は、ツイッターの発言にも多く見られるところです。
 行政による教育への政治介入は大阪市に限ったことではなく、安倍晋三首相は過去において「新しい教育基本法の趣旨に最もかなった教科書は育鵬社の教科書であると確信しております。(中略)関係者の皆様の大変なご尽力はもちろん、とくに採択された教育委員や私立中学の皆さんには、連日の不当な妨害や反対運動に決して屈することなく、自らの見識と勇気をもって、地域と日本の子供の将来のために育鵬社の教科書を採択されました。本日ご列席の皆様とともに、ここにあらためて敬意を表したいと思います。(中略)わが自由民主党もこの度の教科書採択が適正かつ公正に行われるよう尽力して参りました。」(2011年9月21日「教科書改善の会」主催シンポジウムにて)と発言し、露骨に教科書採択への介入姿勢を表しています。
 このような状況の中で、果たして教科書採択が「公正」の名の下に行われていると言えるでしょうか。改正教育基本法には大きな問題があるとは言え、それでも「教育は、不当な支配に服することなく」(第十六条 )行われるべきものと規定されています。育鵬社教科書が辿ってきた道程は、教育の「自由」の一線を越えてきたと言わざるを得ません。
 同志社香里中学校での教科書採択に何らかの介入があったなどと、そこまで勘ぐるつもりは毛頭ありませんが、育鵬社教科書が、とりわけ大阪市においては大きく問題として取り上げられてきたことを、貴校校長、社会科主任教諭が知らなかったはずはありません。「自治自立の精神」「自由主義」を掲げる貴校が、何故、育鵬社教科書採択という愚行を犯したのか、大きな疑問を抱くところです。
 育鵬社教科書には、その内容にも大きな問題があることは、すでに様々な指摘があるとおりです。
 先に述べた安倍首相発言との関わりで言うならば、8月14日に発表された内閣総理大臣談話(いわゆる「戦後70年談話」)では「アジアで最初に立憲政治を打ち立て、独立を守り抜きました。日露戦争は、植民地支配のもとにあった、多くのアジアやアフリカの人々を勇気づけました」と語っています。育鵬社教科書は、日露戦争に関する記述において「同じ有色民族が,世界最大の陸軍国・ロシアを打ち破ったという事実は,列強の圧迫や植民地支配の苦しみにあえいでいたアジア・アフリカの民族に独立への希望をあたえました」と記し、それを証しするために孫文の言葉等を引いています。多くの教科書では、日露戦争のその後の評価として「しかし、日本は新たな帝国主義国としてアジアの民族に接することになりました」(東京書籍)、「アジア諸国の期待とは異なり、 日本は韓国の植民地化を進め、陸軍・海軍の軍備を増強させるなど、帝国主義国としての動きを活発にしていきました」(帝国書院)、「しかし、その後の日本のアジアでのふるまいは、その期待を裏切るものとなった」(清水書院)と記述することで、日本の植民地政策に対するアジア民衆からの批判的視点をも書き記しています。一方的見方だけでなく、歴史を様々な角度から見る姿勢こそ、貴校校長が示している「自分で考えて判断し、信念をもって前進していく人。また、人の痛みを知り、自らの力を世の中のために役立てる人」の育成に資するのではないでしょうか。
 なお、育鵬社教科書が引き合いとして出している孫文の言葉「(前略)日本がロシアに勝った結果、アジア民族が独立に対する大いなる希望をいだくにいたったのです」には、その後があり、「今後日本が世界文化の前途に対し、西洋覇道の鷹犬となるか、或は東洋王道の干城となるか、それは日本国民の詳密な考慮と慎重な採択にかかるものであります」(「大アジア主義」1924年12月28日神戸高等女学校において神戸商業会議所外5団体におこなった講演『孫文選集』より)と、日本の覇権主義に対する警鐘を鳴らしています。孫文の言葉の一部分だけを切り取り、その本意を伝えようとしない記述方法は、日露戦争を含め、日本が起こした戦争を肯定化するミスリードといえるのではないでしょうか。
 安倍首相の「戦後70年談話」は、その文章の主語を曖昧にすることで侵略戦争に対する責任性をも不明瞭にし、「繰り返し、痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明してきました」「あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」と、「反省」「謝罪」という言葉を用いながらも、それらを過去のものに追いやっています。現在、安保関連法案を強行採決しようとしている安倍首相の歴史観と育鵬社教科書の歴史観は、軌を一にしており、これらの歴史観は、過去の事実と真摯に向き合う態度から遠ざけ、ひいては国際社会からの孤立化を招いてしまうのではないでしょうか。そのような姿勢は、校祖・新島襄から受けつがれてきた「国際主義」を掲げる貴校にふさわしいのでしょうか。
 問題は歴史教科書だけではありません。むしろ公民教科書の方にこそ重大な問題があるとも言えます。
 今治市教育委員会『中学校教科書調査報告書』「教科用図書調査研究資料」には、公民教科書の評価の一つとして「憲法改正や安全保障の記述に多くのページを割いていることを含め、教科書をつくる側の意見の押しつけや将来の世論を誘導しようとする意図を感じる/思想に偏りを感じる/自衛隊関係の資料が多すぎる/内容・写真に偏りがある/原発の有用性を強調し過ぎ、その危険性や反対意見があることには言及していないなど、公平性、客観性に欠ける箇所がある/皇室や天皇陛下の写真などを多く取り上げて、愛国心と関連づけようとしている箇所が多く、違和感を感じる」とあります。
 また公民教科書では「男女の平等と家族の価値」という特集を組み、「男女共同参画社会の課題」として「個性尊重が強調される中、男女のちがいというものを否定的にとらえるのではなく、男らしさ・女らしさを大切にしながらそれぞれの個性をみがき、高めていくことが重要です」と「男らしさ/女らしさ」を強調する内容になっています。これらの記述は、ジェンダー意識を固定化するものであり、「性」の多様性が認識されつつある今日においては、明らかに人権感覚を欠いたものです。公民教科書全般にわたり、個人の尊重より家族の一体感・国家としての一体感・国家への帰属意識・国の名誉や存続を強調していることも際だった特徴です。
 改めて問います。何故、このような育鵬社教科書を同志社香里中学が採択することになったのでしょうか。
 貴校における「人権教育」は、「キリスト教主義」教育の具体的実践として行われているということが「本校の3つの柱」から見て取れます。貴校が人権感覚を欠いた教科書を採択するという出来事は、この「キリスト教主義」なる「柱」をも問われる出来事です。すなわち、貴校のキリスト教教育のみならず、キリスト教会が果たしてきた「宣教」をも問われています。
 日本基督教団は、1967年に「日本基督教団総会議長  鈴木正久」の名で「第二次大戦下における日本基督教団の責任についての告白」を常議員会で可決し、公表しました。がしかし、その後、真に「責任」を負いつつ現在に至っているかと言えば、必ずしもそうではありません。今や、日本基督教団は、曲がりなりにも「戦争責任」を告白し歩んできた敗戦後の歴史を否定し、社会と解離した「伝道」を推進しています。
 日本基督教団の教会は、戦中の「責任」だけでなく、敗戦後の「責任」と向かい合わなければなりません。
 自らの「宣教」を問い、悔い改めつつ、私たちは同志社香里中学の育鵬社教科書採択に強く抗議いたします。
 また、「何故」という問いに対する説明責任を要求いたします。下記、住所宛に、育鵬社教科書を採択するに至った経緯と理由説明を文書にし、送付してください。
 そしてその上で、貴校が速やかに同教科書採択を撤回するよう強く申し入れます。

2015年9月7日
呼びかけ人代表 日本基督教団いずみ教会牧師 安田和人
〒594-0023 大阪府和泉市伯太町1247-7

賛同人
【個人】
〇〇〇〇(肩書き)、・・・

【団体】
〇〇〇〇教会、〇〇教団〇〇教会役員会、〇〇委員会、〇〇センター、・・・
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(以下、参考として)

「クリスチャン・トゥデイ」より
同志社香里中学、育鵬社の歴史・公民教科書採択 キリスト教系では初
2015年9月3日16時34分

同志社香里中学(大阪府寝屋川市)は、2016年度以降に使用する歴史と公民の教科書として、それぞれ育鵬社発行の教科書を採択した。大阪府が8月28日発表した。「新しい歴史教科書をつくる会」(つくる会)の元幹部らが執筆に加わっている育鵬社の教科書は、歴史に関する記述について議論もあり、一部の地域では採択やり直しを求める要請なども出ている。育鵬社によると、私立学校の16年度教科書採択状況はまだ全て出そろっていないが、キリスト教系の学校で同社の教科書採択が決まったのは、同志社香里中が初めてだという。
同志社香里中はこれまで、歴史と公民の教科書は帝国書院のものを使用してきた。16年度に、新たに育鵬社の教科書を使用する生徒は240人。滝英次教頭は 、「教科書採択の年(である今年)に、教科、また学校として、文科省の検定教科書の中から、いろんな議論を踏まえた上で慎重に選定した」と話している。
育鵬社の教科書『新しい日本の歴史』と『新しいみんなの公民』は、元つくる会のメンバーらによる日本教育再生機構が組織した「改正教育基本法に基づく教科書改善を進める有識者の会」(教科書改善の会)の関係者らが執筆・監修している。育鵬社は、フジサンケイグループの出版社である扶桑社の教科書出版部門を独立させた出版社で、扶桑社時代を含め、中学校の歴史、公民の教科書が検定に合格し発行されるのは今回で4回目。一方、つくる会は自由社から独自に教科書を出している。
育鵬社の教科書については、日本国憲法が連合軍総司令 部(GHQ)に強要されたものだとする、いわゆる「押し付け憲法論」に沿った内容になっていることや、太平洋戦争の沖縄戦における住民の集団自決について、日本軍の強制性についての記述を避けているなど、さまざまな指摘がある。
一方、育鵬社の教科書の編集会議座長である伊藤隆・東京大学名誉教授(歴史)、川上和久・明治学院大学教授(公民)は、広報誌『育鵬社通信 虹』(2015年4月号)での共同メッセージで、「戦後70年の間には、教育の世界にも不毛なイデオロギーが持ち込まれた時期がありました。こうした一面的な物の見方を排し、生徒が真に学ぶ意欲を高め、多面的・多角的思考ができる人材となり、自らの郷土に貢献し、ひいては世界で活躍できるようになることを願い編集 しました」などと述べている。
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